菅生沼で・・・
「菅生沼を考える会」の「タチスミレ見学会」に参加しました。
雄大な自然を感じる菅生沼は、主に周辺住民からなる「菅生沼を考える会」の手で「野焼き」が定期的に行われています。 絶滅危惧種の「タチスミレ」など、貴重な植物がそれにより守られているそうです。
柳の木が1列に茂っています。これも昔植えられたものだそうで、今では美しい風景となっています。
篠竹で立ち入れなかった場所も、きれいに整地され、大きな木の下で遊んだり休んだりできる魅力的なところになりました。
会の活動が研究者や市、県まで広がり、水路を掘ったり駐車場を整備したりといったことまで可能になったそうです。
この日は大勢の住民と菅生沼を考える会の方々、坂東市の自然博物館の館長、研究者、常総市長、常総市役所、境工事事務所、市、県、国の議員さん方、地元小学校の校長先生、消防の方々などが集まり、焼きそばやたこ焼き、豚汁などが振る舞われる中、活動の報告がされました。
丸太のぶつ切りに座り、杉の木をスライドした板のテーブルに紙コップと焼きそばを乗せて、報告を聞くにつけ、地元でこんなにも素晴らしいことが行われていることと、住民の意識の高さに感動したものです。
タチスミレは小さくて目立たない花でした。でもよく目を凝らして見ると、精巧な作りで、小さな宇宙を感じます。
水面にはメダカもいました。ザリガニがいそうな気泡も見ました。
いい日曜日になりました。